2018年4月30日(月・祝)predia「predia tour 2018”Fabulous”FINAL」を取材させていただきました。
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predia「predia tour 2018”Fabulous”FINAL」@マイナビBLITZ赤坂
prediaさんの取材は昨年の11月に日本青年館にて開催されたツアーファイナル以来2度目。前回のSOLD OUTに続き、今回の公演もSOLD OUTということでpredaさんの勢いを感じましたね。
さて、前回のツアーファイナルと今回のツアーファイナルの大きな違いは会場。前回はホールで今回はライブハウス。前回はホールとのことでステージもかなり広く、ステージ上にはセットが組まれていました。しかし今回はライブハウスというのもあり、ステージを見る限りセットは見当たりません。
前回のツアーファナイルの完成度が素晴らしくファンの満足度も高かったため、今回のツアーファイナルの期待も相当高いはず。果たしてライブハウスでどのように見せていくか開演前から気になったところです。
prediaさんのライブはまず開演前から始まっているのが印象的。prediaさんの世界に誘うかのように会場に流れるBGMが、ライブへのドキドキ感をさらに上げてくれます。
そしていざ開演。この日限りのSEでprediaさんの世界観を見事に演出。この時点でだいぶ目も耳もこの世界に奪われましたね。期待に胸踊らすいうのはこういうことなのかなと思いました。
今回のprediaさんの公演でなんと言っても印象だったのは照明。prediaさん史上初となるであろうレーザー、ステージ後方にダイヤの形をした照明、そして曲の世界観を見事に表現する照明の見せかた。細かく挙げれば本当に数えきれないほど魅力的な照明がたくさんありました。prediaさんの公式がYou Tubeに今回のライブ映像を何曲か載せているので、気になるかたはぜひとも見てみてください。アイドルでここまで照明にこだわっているライブは初めて見ました。
前回はステージセットを活かした公演、今回は照明を活かした公演だったのではないかと個人的に思います。自身たちのパフォーマンスに+@をすることで、ライブの可能性をさらに広げることができるグループなのではないかと感じました。
そして印象的だったのはアンコールにあった村上瑠美奈さんの言葉。
「続けるってことがとっても簡単そうで難しいことなんだなって最近感じる機会が多くて。だけどprediaはただ続けるんじゃなくて、進み続けられるグループっていうのを、これからもみんなに見せるから、その景色を一緒に見てほしいです」
アイドル戦国時代と言われる中、ここ最近では夏フェスの常連だったグループや中堅クラスがどんどんと解散しています。そんな中、この村上瑠美奈さんの言葉には多くのファンにとっても希望になったのではないでしょうか。“続ける“だけじゃなく、その先にある”進み続ける“という言葉が出るアイドルはなかなかいません。
前回の取材エッセイでも書かせていただきましたが、大人アイドルがコンセプトであるprediaさんにとっては年齢がマイナスになることはありません。だって“大人アイドル”ですから。年齢を重ねてもアイドルはできるっていうのをまさにこの瞬間、そしてこれからも証明してくれるグループなのではないでしょうか。
この夏は「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」に出演、8thシングルの発売が決定と、これからの活躍がますます楽しみなグループです。
記事:瀧澤 唯
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