2018年5月23日（水）prediaがMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて「predia “THE SHOW” day.1」を開催しました。
本公演はSOLD OUT。人気急上昇のprediaというのもあり、応募時からファンの間でも当たらないのではと噂になっていたほどのプレミアム公演となりました。今回の公演は2月に発売したアルバム「ファビュラス」の再現公演となります。
ライブは1曲目に収録されている「Fabulous」からスタート。序盤からprediaが誇る歌姫の湊あかねと村上瑠美奈の圧倒的な歌声が会場に鳴り響きます。約1ヶ月ぶりとなるワンマンライブにファンも待っていましたと言わんばかりの盛り上がり。
「SUPER WOMEN」は力強くもパワフルな楽曲。今勢いのあるprediaにとってはまさに最適な楽曲ではないでしょうか。激しいパフォーマンスの中にはかっこよさがギュッと詰め込まれており、大人アイドルの迫力をここぞとばかりに見せつけてくれます。
イントロからファンの力強い声援が送られる「Ms.Frontier」。沢口けいこ初センター楽曲でもあります。サビではしなやかなダンスと共に大人アイドルを活かした女性の魅力で会場を魅了。青山玲子の“レッスン♪”も見どころポイントです。
自己紹介を挟んでからはワインをテーマにした「ヌーベルキュイジーヌ」を披露。ワインをテーマにというところは、まさしく大人アイドルならでは。サビでは指を使った振り付けがあり、メンバーと共に踊るファンの姿があちこちに見られました。“Ah”の部分をセクシーに表現できるのはこのグループならでは。
「Hotel Sunset」はこのアルバムのリード曲。スローテンポな楽曲の中にラップ、ファンも声を出す場面、一緒に踊れる振り付けと、今までのprediaにはない新たな1曲。メンバーが横一列になってポーズを決める場面はメンバー全員が違うポーズを取るというのもあり、推しメンのポーズは必見。“ピーチ、マンゴー&バナナ♪ホットスポット is in Havana♪”の振り付けはぜひとも覚えて一緒に踊りましょう。
今ではprediaファンの間では人気曲との呼声も高い「クレオパトラ」。楽曲名通りエジプトをテーマにした本楽曲は水野まいがクレオパトラに扮します。水野まいを中心に展開されるパフォーマンスはまさにエジプトミュージカル。prediaファン以外にもぜひとも見てほしい1曲となっています。
ここでMCを担当するのはまえだゆう、村上瑠美奈、岡村明奈、松本ルナ、沢口けいこの5人。「クレオパトラ」披露後にまえだゆうから「フリーザー様ってなに？フリーザー様って聞こえたんだけど。クレオパトラ様だよね？」とのこと。実は「クレオパトラ」での水野まいがドラゴンボールに登場してくるフリーザー様っぽいと話題になっていたというのもあり、ファンからも思わずその声援が飛んだのでしょう。ちなみに沢口けいこからは「パトラ様だからね。次からはないからね」と話されていました。
MCでのこの5人は「Secret of Light」を歌唱するメンバー。とのことで、話題はSecretについて。岡村明奈から「Secretある人ー？」の掛け声に手を挙げたのはまえだゆう。まえだゆうからは「夢の中でSecretのメンバーに選ばれていて。ちゃんころぴー（まえだゆう）よく秘密捜査で国を助けたりしているんだけど、3日前にも依頼があって。今回のパートナーが象やったんねん。救えるー！ってとこで起きちゃった」と話せば、沢口けいこからは「そういう話聞きたかったんじゃないんだよね」と見事な突っ込みが入れば会場からは拍手が起こります。
続いては村上瑠美奈。村上瑠美奈は「最近まいまい（水野まい）とね、トレーニング2人で行くことが多くて。ベンチプレスあるじゃん。まいまい上げるときめっちゃうるさいの。めっちゃうるさくて、1個しかないからまいまい上げるとき瑠美奈違うことしてるの。なんだけど『あぁ～もう本当に上がらない！上がらない！』」と水野まいのものまねをすれば会場は大爆笑。村上瑠美奈はそれがとにかくおもしろくて自分のトレーニングに集中できないとのことでした。ちなみに今度ムービーを撮ってきてくれるとのことで、ぜひとも期待したいところ。
さらに松本ルナから「まいまいとLINEしていて、まいまい何してるのー？って言ったらトレーニング行ってるって。また今度ご飯行こうって送ったら、私ドMだからいっぱいしたんだよってよくわからないこと言ってきて。これもどうですか、Secretに？」と岡村明奈に聞けば「ちょっとよくわかりませんね」と返すと会場は爆笑の渦に包まれます。そして流れ的に松本ルナに謝罪が求められます。実はこれ4月30日に開催された「predia tour 2018”Fabulous”FINAL」でもあった流れ。松本ルナはこの日も謝罪ギャグである「ごめんねサイクリング～♪」と村上瑠美奈に抱きつきに行けば、すぐさま沢口けいこからは「はい、じゃあ次の曲にいきましょう」とのことで流されていました。
改めてこの5人で披露するのは「Secret of Light」。松本ルナが振り付けを考案した本楽曲は今カノがテーマというのもあり、明るく華やかなナンバーになっています。メンバーの表情も笑顔が咲き誇っていたのがなんとも印象的。
収録順に披露しているというのもあり次の曲は「SHADOW PLAY」。「SHADOW PLAY」は青山玲子、湊あかね、林弓束、水野まい、桜子の5人での披露というのもあり、ここでMCを展開。林弓束からは「気づいたんだけど、言っていい？今日のグッズ着ている人少なくない？」に会場からは笑い声が聞こえます。青山玲子から「マウントレーニアをモチーフにしているバックプリントにしているんですけど。緑だよ？目に優しいし」と新グッズであるロングTシャツについて解説。ちなみに最初はprediaだけの文字だったとのこと。しかし、桜子からマウントprediaにしたほうがいいとの案が出たそうで、桜子からは「このままだけどマウントレーニアモチーフにしているのわからないじゃん。じゃあもう付けちゃえ、山ってなって」とのこと。
インディーズ時代によくこの会場でライブをしていたpredia。うさぎの耳＝バニーを付けていたことときもあり、林弓束からは「今は付けられないでしょ、うさぎは」と話すと湊あかねから「いけるよ大丈夫」とのこと。これは今後のライブに大きく期待していいのではないでしょうか。
MCも盛り上がり「SHADOW PLAY」に突入しようしますが、湊あかねから「そのテンションでいける？」とのこと。会場も声を出しますが「ちょっと待って、あかねがダメだ」にメンバーにも突っ込む展開に（笑）
改めて「SHADOW PLAY」に突入。桜子の歌い出しから始まり、湊あかねに繋がったとこで、メロディーもファンのテンションもグンと上昇。直後はファンからのクラップ音で会場は覆われます。先ほどの「Secret of Light」は今カノがテーマであり、こちらの「SHADOW PLAY」は元カノがテーマ。双方のよさを活かした楽曲の見せかた、それをユニットとして見せるのはprediaの新たな魅力やパフォーマンスの幅を広げた2曲ではないでしょうか。
「水曜日の嘘」は不倫をテーマにした楽曲。これまた大人アイドルを活かした楽曲というのもありprediaならではのナンバー。青山玲子、岡村明奈、沢口けいこによる台詞には歓声が上がるほど。台詞後にそれぞれがセンターに立ってパフォーマンスする場面は見る者を釘付けにします。
イントロから切なげな印象が漂う「Addicted To Your Secret」は村上瑠美奈、湊あかね、桜子の3人で歌唱します。他の7人はパフォーマンスに徹しますが、表情で曲の世界観をしっかり表現するというのもあり、全員から目が離せません。2番では桜子がステージ上に座り歌唱する場面はなんとも印象的。3人の歌声に酔いしれること間違いないでしょう。
prediaの迫力、パワフル、力強さと言えば「禁断のマスカレード」に決まり。この10人＝大人アイドルだからこそ見せられるパフォーマンス、歌える歌詞、圧倒的な歌唱力に圧倒されること間違いなしの1曲です。
メンバーの笑顔が溢れかえる「Wake Up」はまた明日も頑張ろうって思えてくる1曲。楽しそうにパフォーマンスしているメンバーは大人の女性でありながらも、どこか少女のようなあどけなさも感じさせてくれるような気もします。最後は岡村明奈がメンバーを1人選んでハグするのもこの曲の大きな見どころ。
最後は「Close to you」で締めくくります。キュートなprediaの10人を堪能するには最適な楽曲。ただキャピキャピした楽曲ではなく大人という点を活かした大人かわいい楽曲に仕上がっています。
8thシングルが8月22日発売に決定したpredia。夏の予定も続々と決定しており、どのライブも見逃せません。進化し続けるprediaの活躍は必見です。
predia
「predia “THE SHOW” day.1」@Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREセットリスト
M-01.Fabulous
M-02.SUPER WOMEN
M-03.Ms.Frontier
M-04.ヌーベルキュイジーヌ
M-05.Hotel Sunset
M-06.クレオパトラ
M-07.Secret of Light
M-08.SHADOW PLAY
M-09.水曜日の嘘
M-10.Addicted To Your Secret
M-11.禁断のマスカレード
M-12.Wake Up
M-13.Close to you
記事：瀧澤 唯
撮影：山本ヤスノリ
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