2018年6月9日(土)シネマート新宿にて映画『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』初日舞台挨拶が行われ、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、阿部夢梨(SUPER☆GiRLS)、中山優貴(SOLIDEMO)、山口智也(SOLIDEMO)、井澤勇貴、星守紗凪、尚玄、監督の熊谷祐紀監督が登壇した。
アイドルグループSUPER☆GiRLSのメンバーとして活躍し、近年では女優業の活躍も目立つ浅川梨奈主演映画。グラビアでは”1000年に一人の童顔巨乳”としても注目を浴び、第4回カバーガール大賞コミック部門&10代部門で1位を獲得する活躍を見せている。
現代の東京都と似たような世界である場所にアイドルグループTOKYO27区の人気メンバーとして活動する神谷ミク(浅川梨奈)。とあるライブ終わりに彼女はゾンビに噛まれてしまう。ゾンビ化までのタイムリミットは72時間。ゾンビ感染者は強制収容施設に入れられ抹殺されてしまうこの世界で、ミクは生きる道を探すべく逃亡をはかるがミクは全国指名手配されてしまう。果たしてミクは72時間以内に巷で噂になっているゾンビ血清を手に入れ、ゾンビ化から逃れることができるのか。
主演を飾る浅川梨奈は「本日はお忙しい中お集まりくださってありがとうございます。神谷ミクを演じさせていただきました浅川梨奈です。本日この回はマスコミのみなさまも来てくださっているということで、できるだけギリギリのラインではなく、セーフゾーンでお話しできればいいなと思っております。公開初日すごく光栄です。よろしくお願いいたします」と挨拶。
映画初出演となる阿部夢梨は「三浦モエ役を演じさせていただきました阿部夢梨です。無事初日を迎えられて本当に嬉しいです。来てくれたみなさん本当にありがとうございます。今日は楽しんでいきたいと思います。よろしくお願いします」とのこと。
SOLIDEMOの中山優貴と山口智也は神谷ミクのファン役を演じる。中山優貴は「吉岡役の中山優貴です。本日はお忙しい中、来てくださってありがとうございます。(山口智也と)2人でヲタクをやらせていただきました。愛すべきヲタクだったかなと思います。本日はよろしくお願いします」と挨拶をすれば、山口智也は「長岡役の山口智也と申します。梨奈ちゃんファンのみなさん、僕のこのTシャツの気持ちがわかると思います。よろしくお願いします」と浅川梨奈演じる神谷ミクTシャツを着用しているというのもあり、その話題を口にした。
初日を迎えた気持ちを問われると浅川梨奈は「率直にすごく嬉しい気持ちです。個人的になんですけど、出演させていただいた映画『14の夜』でもこちらのシネマート新宿さんでもお世話になって。『人狼ゲーム マッドランド』という主演映画でもこちらでお世話になっていて。そしてまた『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』でシネマート新宿さんに戻ってこられていること、初日をここで迎えられたことをすごく嬉しく思います。素敵なキャストのみなさま、スタッフのみなさま、そして見に来てくださっているみなさまのおかげで無事初日を迎えられていることを本当に嬉しく思っております」と心境を話された。
客席にはファンによる役名が書かれたお手製のうちわが上がっており、浅川梨奈は「目が悪くてあんまり見えてないですよね。ごめんなさい」と話せば会場は笑いに包まれる。浅川梨奈演じた神谷ミク以外にも、阿部夢梨が演じた三浦モエ、星守紗凪演じた如月などもあり、そこにまさか熊谷監督のうちわもあれば浅川梨奈は思わず「監督も!?」と驚きつつ「役名で作ってくださってくれているのはすごく嬉しいですね」と喜びのコメントも出た。
映画初出演となった阿部夢梨は同グループで主演を務めた浅川梨奈について聞かれると、浅川梨奈は髪をかき上げ先輩風な様子を見せ阿部夢梨は思わず「怖い」と一言。その後「浅川さんと私は映画の中ですと少しピリピリしている感じの役だったので、実は現場ではあまりお話していなくて。本当に演技のこととかわからなくて、浅川さんにどうしたらいいですかって聞こうかなと思ったんですけど、背中を見るだけでもこうすればこういういい演技ができるんだなっていうのが伝わるくらい、いい女優さんだなって思いました」と浅川梨奈を絶賛。
そんな阿部夢梨からのコメントに浅川梨奈は「さっき板橋のほうで舞台挨拶をさせていただいて、そのときにいいことを言ってたんで、マスコミのみなさまがいる前でぜひ言ってくれと言ったら、なんか5倍くらいになって。逆にわざとらしくて心が痛いです、言わせてしまって」とまさかの浅川梨奈本人仕込みだったとのこと。
そんな浅川梨奈から映画初出演となった阿部夢梨について「役作りが必要ないんじゃないかっていう役を監督に書いていただいて。本当にもうありがたいなって思いましたし、夢梨と尾澤と、私の後輩にあたる2人がスクリーンで映っている姿っていうのを見れると嬉しいなって思います。さっきも言ったんですけど、彼女は役作りしていないんで…」と話せば阿部夢梨は「してますよ」と返す。しかし、浅川梨奈は「あれそのままなので、ぜひそう思ってもう1度観ていただけたら、この子そういう子なんだなって思えると思うので観てもらえたらなと思います」と改めてもう1度観るのを勧めていた。
アイドルファンの役を演じた中山優貴は「普段はSOLIDEMOっていうグループでステージ上で歌わせてパフォーマンスさせていただいているので、ファンのみなさんと一緒になって応援するっていうのはすごく新鮮でした。また違った気持ちでライブを見て、一緒になって作り上げることができたので、そこはなんか新鮮で楽しかったなって思います。山口と並んで応援してたんですけど、どっちが目が合ったかですごい勝負して、感覚的には僕が勝っているんですけど…」と話せば山口智也が「完全に僕でしたね」と対抗する場面もあった。
劇中では神谷ミクのファンでもある井澤勇貴演じる情報屋K。神谷ミクのファン役を演じた中山優貴と山口智也は、この日神谷ミク応援Tシャツを着用して登壇したというのもあり、井澤勇貴は次回出演する際は「僕もこのTシャツ着たい」と話せば、ゾンビハンターの如月役を演じる星守紗凪も「私も着たいです」とのこと。
これに浅川梨奈は「もしですよ…。これ4人いたらやばくないですか、このステージ…。私そこ立ちたくない」と言えば会場は笑いに包まれた。
最後に主演の浅川梨奈から「短い時間ではありましたが本当にありがとうございました。無事本日『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』公開初日を迎えられました。支えてくださったスタッフのみなさま、キャストのみなさま、そしてクラウドファウンディングなどで応援してくださったみなさま、そして今日観に来てくださっているみなさまがいてこそだと思っております。今日が公開なんですけど、今日がスタートになっています。私たちは映画が公開されたらできることはあまりないので、あとはみなさまの手に懸かっていると思います。『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』をぜひ愛していただいて、感想とかTwitterとか広めていただけたら、SNS社会なので広まってくれたらいい感じになるんじゃないかと思っております。映画のパンフレットなども販売されているそうですし、大阪での舞台挨拶も私と阿部でやらせていただきます。ぜひこの『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』を今後ともよろしくお願いいたします。この映画をたくさんたくさん観ていただけたら嬉しいです」と語った。
映画『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』は本日より公開中。
映画『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』公式サイト
SUPER☆GiRLS公式サイト
SUPER☆GiRLS公式Twitter
浅川梨奈公式Twitter
記事/瀧澤 唯
撮影/山本ヤスノリ
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